(仮訳)フェノスカンジア新産のRinodina orculataおよびR. roboris
Sheard, J., Tønsberg, T. & Johnsen, JI., 2010. Rinodina orculata and R. roboris new to Fennoscandia. Graphis Scripta. Available at: http://nhm2.uio.no/botanisk/lav/Graphis/22_2/GS_22_43.pdf [Accessed April 23, 2015].
【R3-01763】2015/04/24投稿

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3行まとめ

Rinodina orculataおよびR. roborisの2種をフェノスカンジア新産種として報告した。
前者はノルウェー南部および北部で、後者は南西部のローガラン県でそれぞれ採集された。
また、前者はハンノキ属およびヤナギ属、後者はハシバミ属、コナラ属、およびニレ属植物の樹上に見出された。

(フェノスカンジア、スカンジナビア、ノルウェー新産種)

Rinodina orculata Poelt & M.Steiner
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【よく似た種との区別】
Rinodina trevisanii
ヨーロッパに分布する
本種と子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
本種と異なり地衣体が小区画状ではなく連続的
本種と異なり子器縁部がいくぶん永続的なレカノラ型なのではなくビアトラ型
本種と異なり子器盤が平坦ではなく常に凸形
本種より子嚢胞子の平均サイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が発達段階で長くPhyscia型であり、成熟するとPhysconia型になるという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子に顕著なトーラスを有するという特徴を欠く
Rinodina laevigata
子嚢胞子がPhyscia
本種より普通種である
本種より子嚢胞子が長い
本種より子嚢胞子が長楕円形
Rinodina septentrionalis
子嚢胞子がPhyscia
本種より普通種である
本種より子嚢胞子が長い
本種より子嚢胞子が長楕円形

(フェノスカンジア、スカンジナビア、ノルウェー新産種)

Rinodina roboris (Duf. ex Nyl.) Arnold
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【よく似た種との区別】
Rinodina exigua
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子がPachysporaria型ではなくPhyscia