2019年3月17日 (仮訳)屋根に生息する岩石生息菌の類縁種:光触媒反応性表面に産したメラニン化微小コロニー菌類の新種 Ruibal, C. et al., 2018. Roof-Inhabiting Cousins of Rock-Inhabiting Fungi: Novel Melanized Microcolonial Fungal Species from Photocatalytically Reactive Subaerial Surfaces. Life. Available at: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6161114/pdf/life-08-00030.pdf [Accessed March 17, 2019]. 【R3-06043】2019/3/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ドイツにおいて光触媒表面反応性素材に覆われた屋根から分離された菌を検討し、Constantinomyces oldenburgensisとして新種記載した。 また、本種に近縁なスペイン産の未記載の岩石生息菌をC. patouensisとして新種記載した。 本種は高度に酸化した素材表面で生長し、材料試験に利用できる可能性が考えられた。 Edewecht, Germany (新種) Constantinomyces oldenburgensis Gorbushina, Martin-Sanchez, Selbmann & Ruibal 語源…オルデンブルク産の 【よく似た種との区別】 Constantinomyces patonensis ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりドイツではなくスペインに分布する 本種と異なり屋根ではなく岩石から分離される 本種と異なり”multicellular bodies”を欠く 本種と異なり厚壁胞子様細胞を欠く ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Patones, Spain (新種) Constantinomyces patonensis Ruibal & Selbmann 語源…パトネス産の 【よく似た種との区別】 Constantinomyces oldenburgensis ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスペインではなくドイツに分布する 本種と異なり岩石ではなく屋根から分離される 本種と異なり”multicellular bodies”を有する 本種と異なり厚壁胞子様細胞を有する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される