(仮訳)新種Schizosaccharomyces osmophilus:異なる単独性ハチの花粉団子に生息する好稠性分裂酵母
Brysch-Herzberg, M. et al. 2019. Schizosaccharomyces osmophilus sp. nov., an osmophilic fission yeast occurring in bee bread of different solitary bee species. FEMS Yeast Research. Available at: https://academic.oup.com/femsyr/article/19/4/foz038/5499025 [Accessed December 17, 2025] 【R3-13448】2025/12/17投稿

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3行まとめ

ドイツにおいてハキリバチ科のハチの花粉団子から分離された酵母8菌株を検討し、Schizosaccharomyces osmophilusとして新種記載した。
本種はS. octosporusに最も近縁であり、DL-乳酸やクレアチニンの資化能など本属で唯一の生理的形質を有していた。
本種は20–30%グリセロール含有培地で最も良好に生育する真の好稠性酵母であり、花粉団子という特殊な生息環境への適応が示唆された。
Württemberg, Germany

(新種)

Schizosaccharomyces osmophilus Brysch-Herzberg, Tobiás, Seidel, Wittmann, Fischer, Dlauchy & Péter
語源…好稠性の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Schizosaccharomyces octosporus
ヨーロッパに分布する
顕微鏡的形態が類似している
グリセロールを資化可能なことがある
ITS、D1/D2、RNAse Pに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりドイツ、スペインではなくオーストラリア、ギリシャ、南アフリカ、米国、トルコ、チリ、アルゼンチンなどに分布する
本種と異なりグルコン酸、DL-乳酸、クレアチニンを資化不能
ITS、D1/D2、RNAse Pに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Schizosaccharomyces cryophilus
顕微鏡的形態が類似している
ITS、D1/D2、RNAse Pに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメチル-α-D-グルコシド、ラフィノース、イヌリンを発酵可能
本種と異なりスクロース、トレハロース、セロビオース、ラフィノース、パラチノースを資化可能
本種と異なりグルコン酸、DL-乳酸、グリセロールを資化不能
本種と異なり60%グルコース添加培地で生育不能
本種と異なり33°Cで生育不能
本種と異なり0.001%シクロヘキシミド添加培地で生育可能
ITS、D1/D2、RNAse Pに基づく分子系統解析で明瞭に区別される