(仮訳)ドイツ南部産の新種、Scutellinia albopilosa
Lindemann, U. et al. 2024. Scutellinia albopilosa (Pezizales, Pyronemataceae) – a new species from southern Germany. Ascomycete.org. Available at: https://www.researchgate.net/publication/381473084 [Accessed June 30, 2025] 【R3-12935】2025/6/30投稿

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3行まとめ

ドイツ、バイエルン州で採集された菌を検討し、Scutellinia albopilosaとして新種記載した。
本種は比較的低地に分布し、多くの同属他種と異なり、縁部の毛が無色~淡褐色であることなどで特徴づけられた。
通常この毛の色は高山地帯や極地で頻繁に観察されるが、本種はそのような環境ではないにもかかわらず、20年以上にわたり安定してこの形質が見られた。
Germany, Bavaria, Landkreis Bad Tölz-Wolfratshausen, Holzhausen, Egling, Eulenschwang

(新種)

Scutellinia albopilosa Fellmann, U. Lindem., Friebes & Grauw.
語源…白い毛の(子嚢盤縁部の毛の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Scutellinia regalis
子嚢胞子のサイズが類似している
縁部の毛が無色
本種と異なり子嚢胞子表面が孤立した丸い~角張った、融合し角張った形状や輪状をなす疣からなるのではなく、小型で孤立した疣状突起に覆われる
本種より縁部の毛が短い
Scutellinia hyalohirsuta
子嚢胞子のサイズが類似している
縁部の毛が無色またはほぼ無色
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりドイツではなく中国などに分布する
本種より子嚢胞子のサイズ、特に幅が僅かに大きい
本種と異なり子嚢胞子表面が微細な疣状である
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Scutellinia parvispora
ヨーロッパに分布する
縁部の毛の基部が分枝しないか二叉分岐する
子嚢胞子表面に疣状装飾を有する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりドイツではなくギリシャなどに分布する
本種より子嚢胞子のサイズが僅かに小さい
本種より縁部の毛がずっと短い
本種と異なり縁部の毛が無色~淡褐色ではなく褐色
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される