2025年11月17日 (仮訳)稀少なComatricha属2分類群のタイプ標本を用いたSEM研究 Singer, H., Moreno, G. & Illana, C. 2006. SEM studies on type specimens of two rare Comatricha taxa. Sydowia. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/Sydowia_58_0300-0308.pdf [Accessed November 17, 2025] 【R3-13358】2025/11/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Comatricha brachypusのレクトタイプ標本C. tenerrima var. macrosporaのアイソタイプ標本について、走査型電子顕微鏡で初めて詳細に観察・記載した。 両者の胞子装飾が顕著に異なり、それと子実体の形態によって両者が明確に区別されることを示した。 両者とC. tenerrimaの計3分類群の形質比較表および検索表を掲載した。 (その他掲載種) Comatricha brachypus (Meylan) Meylan 【よく似た種との区別】 Comatricha tenerrima var. macrospora 胞子の直径が類似している 細毛体が主枝を持たない波状(Sinuaria型) 本種と異なり子嚢が卵状~広楕円形でない 本種と異なり柄が子嚢の丈の半分よりも短いのではなく子嚢の丈より長い 本種と異なり子嚢基部に襟を欠くのではなく有する 本種と異なり軸柱が嘴状ではなくいくぶん円筒形 本種と異なり胞子の装飾が融合して角錐状または三脚状をなす棒状突起ではなく頂部が裂ける棒状突起からなる Comatricha pulchella(アカカミノケホコリ) 形態的に類似している 本種と異なり胞子表面が融合して角錐状または三脚状をなす棒状突起ではなく長い刺状で中位が隆起する棒状突起で覆われる 本種と異なり細毛体が波状で複雑な網目状をなし、一次枝と二次枝の分化がないのではなく、軸柱から直角に生じるより太い一次枝を有し、そこからより細く波状の二次枝が生じて網目状をなす Comatricha meandrispora 軸柱が嘴状で頂部にかけて急に細まる 本種と異なり胞子表面が融合して角錐状または三脚状をなす棒状突起に覆われるのではなくやや網目状~網目状 Comatricha tenerrima(ツムギカミノケホコリ) 胞子の装飾が一見類似しており上から見ると星状 本種と異なり胞子の装飾が融合して角錐状または三脚状をなす棒状突起ではなく頂部が裂ける孤立した棒状突起である (その他掲載種) Comatricha tenerrima var. macrospora Rammeloo 【よく似た種との区別】 Comatricha brachypus 胞子の直径が類似している 細毛体が主枝を持たない波状(Sinuaria型) 本変種と異なり子嚢が卵状~広楕円形 本変種と異なり柄が子嚢の丈より長いのではなく子嚢の丈の半分よりも短い 本変種と異なり子嚢基部に襟を有するのではなく欠く 本変種と異なり軸柱がいくぶん円筒形ではなく嘴状 本変種と異なり胞子の装飾が頂部が裂ける棒状突起ではなく融合して角錐状または三脚状をなす棒状突起からなる Comatricha tenerrima(ツムギカミノケホコリ) 本変種より子嚢のサイズが大きい 本変種より子嚢が明色 本変種ほど子嚢が球形でない 本変種より柄が長い 本変種より胞子のサイズが小さい 本変種と異なり胞子装飾の頂部がしばしば6裂するのではなく3-4裂する 本変種より細毛体が分化する