2016年5月9日 (仮訳)インドネシア、東カリマンタン州、カヤン・ムンタラン国立公園産のホウライタケ属菌 Retnowati, A., 2010. Species of Marasmius (Agaricales: Tricholomataceae) from Kayan Mentarang National Park, East Kalimantan, Indonesia. Gardens Bulletin Singapore. Available at: http://www.biodiversitylibrary.org/part/150301#/summary [Accessed May 8, 2016]. 【R3-02907】2016/05/09投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドネシア、東カリマンタン州の森林からホウライタケ属菌の5分類群を報告した。 そのうちMarasmius gypseus、M. coklatus var. mentarangensis、M. caryote var. pa’rayeensisをそれぞれ新種または新変種として記載した。 新種M. gypseusは材に発生し、傘が凸形で中央部が窪み、強い吸水性を有し、側シスチジアおよび縁シスチジアを欠くことなどで特徴づけられた。 Indonesia, East Kalimantan, Kayan Mentarang National Park (新変種) Marasmius coklatus var. mentarangensis Retnowati 語源…ムンタラン産の 【よく似た種との区別】 Marasmius coklatus インドネシアに分布する 本変種と異なりカリマンタン島ではなくジャワ島などに分布する 本変種より担子胞子が長い 本変種と異なり側シスチジアを有する Indonesia, East Kalimantan, Kayan Mentarang National Park, forest along Parinibung (新変種) Marasmius caryote var. pa’rayeensis Retnowati 語源…Pa’raye産の 【よく似た種との区別】 Marasmius caryote インドネシアに分布する 本変種と異なり傘に溝線を有するという特徴を欠く 本変種より襞の数が少ない 本変種より担子胞子が短い 本変種と異なり柄シスチジアが円筒形という特徴を欠く Marasmius bekolacongoli 本変種より担子胞子が短い 本変種と異なり柄に”vesture”を欠く Marasmius titanosporus 本変種より担子胞子が長い 本変種と異なり柄に”vesture”を欠く Indonesia, East Kalimantan, Kayan Mentarang National Park, trail to sub-camp 1 in forest surrounding Pa’raye village (新種) Marasmius gypseus Retnowati 語源…石膏の (?) 【よく似た種との区別】 Marasmius albertianus 本種と異なりインドネシアではなくコンゴなどに分布する 本種と異なり材ではなくタケに特異的に生じる 本種より担子胞子が長い 本種と異なり縁シスチジアを有する Marasmius niveus 縁シスチジアを欠く 本種と異なりインドネシアではなく仏領ギアナなどに分布する 本種より担子胞子が長い 本種と異なり柄に”vesture”を欠く (その他掲載種) Marasmius cf. purpureostriatus Hongo スジオチバタケ 【よく似た種との区別】 Marasmius musisporus 本種より子実体のサイズが小さい 本種より傘が淡色 本種と異なり柄に”vesture”を欠く (その他掲載種) Marasmius guyanensis Mont.