(仮訳)Agaricus亜属:インド新産の3分類群
Kaur, H., Kaur, M. & Malik, NA., 2016. Subgenus Agaricus: Three New Records to India. World Journal of Pharmaceutical Sciences. Available at: http://wjpps.com/download/article/1460005961.pdf [Accessed April 23, 2016].
【R3-02861】2016/04/23投稿

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3行まとめ

ハラタケ属Agaricus亜属のAgaricus campestris var. floccipesA. hondensis、およびA. bernardiiをインドから初めて報告した。
各分類群の分類、分布、生態、および民族菌類学に関する情報を掲載した。
これらの分類群はいずれも傘が肉質で条線を欠き、被膜があまり発達せず、円筒形の膨大した細胞からなることなどで特徴づけられた。

(インド新産種)

Agaricus campestris var. floccipes (F.H. Møller) Pilát,
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(インド新産種)

Agaricus hondensis Murrill
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【よく似た種との区別】
Agaricus silvaticus
本種と異なり柄のつばより下部がかなり鱗片状
本種と異なり肉が露出すると帯灰白色ではなく帯赤褐色に変色する
Agaricus placomyces
根状菌糸束を有する
本種と異なり柄の肉が露出すると帯灰白色に変色するのではなく黄変する
Agaricus subrutiliscens
本種と異なり肉が帯灰白色に変色するのではなく黄変性を有する
本種より担子胞子のサイズがずっと小さい

(インド新産種)

Agaricus bernardii (Quél.) Sacc.
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【よく似た種との区別】
Agaricus bitorquis
同じAgaricus亜属に含まれる
つばが白色
つばが鞘状の帯をなす
肉が硬い
食用きのこである
本種と異なり肉が露出すると赤変する