(仮訳)ブラジルの半乾燥地域に産した新種Syncephalis aggregata
Santiago, ALCMA., Benny, GL. & Maia, LC., 2011. Syncephalis aggregata, a new species from the semiarid region of Brazil. Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/103/1/135.short [Accessed September 22, 2014].
【R3-01121】2014/09/22投稿

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3行まとめ

ブラジル北東部、ペルナンブーコ州の土壌から分離された菌を検討し、Syncephalis aggregataとして新種記載した。
本種は分節胞子嚢柄を密な房状に形成する点、球形~卵形の頂嚢の上半分に分節胞子嚢を形成する点などで特徴づけられた。
また、ブラジルで見出されたSyncephalis属菌の検索表を掲載した。
Brazil, Pernambuco, Triunfo

(新種)

Syncephalis aggregata A.L. Santiago & Benny
語源…凝集した(密な房状になる分節胞子嚢柄より)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Syncephalis nodosa
分節胞子嚢柄が節状に膨大する
本種と異なり分節胞子嚢柄が密な房状ではなく単生するか2-3本が集まりをなす
本種と異なり分節胞子嚢が頂嚢の頂部で輪をなす
本種と異なり分節胞子嚢が分枝する
本種と異なり分節胞子の壁が皺状
本種より仮根が短い
Syncephalis agglutinospora
分節胞子嚢柄が節状に膨大する
本種より分節胞子嚢柄が短い
本種より分節胞子嚢柄の基部の幅が狭い
本種と異なり頂嚢が球形・類球形・卵形ではなく倒円錐形~箆形
本種より仮根が短い
Syncephalis rosetta
分節胞子嚢柄が集まりをなす
本種と異なり分節胞子嚢が稀に分枝するのではなく1-3回分枝する
本種と異なり分節胞子嚢が1つの枝あたり4-8つの分節胞子に断片化する
本種と異なり分節胞子が分節胞子嚢の基部、枝の下部に1-2個形成される