(仮訳)中国産の特異なフウリンタケ状多孔菌類、Sparsitubus属の系統的再検討
Dai, YC. et al. 2007. Systematic revisit of Sparsitubus (Basidiomycota, Aphyllophorales), an unusual cyphelloid-like polypore from China. Fungal Diversity. Available at: https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/25-3.pdf [Accessed October 2, 2024] 【R3-12122】2024/10/2投稿

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3行まとめ

中国産の稀産種、Sparsitubus nelumbiformisの分類学的位置を形態形質およびrDNAデータを用いて再検討した。
ホロタイプ標本と最近採集された標本を観察し、担子胞子が原記載より顕著に小さいことなどを明らかにした。
分子系統解析の結果、この菌はマンネンタケ科に近縁であり、白色腐朽菌のクレードに含まれる可能性が示唆された。

(その他掲載種)

Sparsitubus nelumbiformis L.W. Hsu & J.D. Zhao
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Fistulina hepatica(カンゾウタケ)
管孔の形態がやや類似している
本種と異なり担子胞子が帯黄色ではなく無色
本種と異なり担子胞子表面が平滑
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型
Stromatoscypha fimbriata
管孔の形態がやや類似している
菌糸構成が2菌糸型
骨格菌糸がシアノフィリックである
本種と異なり担子胞子が帯黄色ではなく無色
本種と異なり担子胞子表面が平滑
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
本種と異なり担子胞子がコットンブルー非染色性
Cryptoporus volvatus(ヒトクチタケ)
担子胞子が粗面
菌糸構成が同一である
担子胞子がシアノフィリックである
骨格結合菌糸がシアノフィリックである
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり管孔が分離しているのではなく結合している
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Ganoderma spp.
菌糸構成が同一である
担子胞子がシアノフィリックである
骨格結合菌糸がシアノフィリックである
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり管孔が分離しているのではなく結合している
本種と異なり担子胞子が二重壁である
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Polyporus spp.
骨格結合菌糸の近位および中位が直線状で分枝せず規則形であり、頂部が多数の鞭状に枝分かれする
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり担子胞子が帯黄色ではなく無色
本種と異なり担子胞子が円筒形
本種と異なり担子胞子表面が平滑
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
本種と異なり担子胞子がシアノフィリックでない
本種と異なり骨格結合菌糸が非デキストリノイド
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Dichomitus spp.
骨格結合菌糸の近位および中位が直線状で分枝せず規則形であり、頂部が多数の鞭状に枝分かれする
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり担子胞子が帯黄色ではなく無色
本種と異なり担子胞子が円筒形
本種と異なり担子胞子表面が平滑
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
本種と異なり担子胞子がシアノフィリックでない
本種と異なり骨格結合菌糸が非デキストリノイド
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Megasporoporia spp.
菌糸の形質が非常に類似している
本種と異なり担子胞子が帯黄色ではなく無色
本種と異なり担子胞子表面が平滑
本種と異なり担子胞子が厚壁ではなく薄壁
本種と異なり担子胞子がシアノフィリックでない
Haploporus odorus(エゾシロアミタケ)
担子胞子が粗面
骨格菌糸がシアノフィリックである
本種と異なり担子胞子が帯黄色ではなく無色
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型で結合菌糸を欠く