2025年12月13日 (仮訳)Pleurotus djamor複合種の系統分類および中国産1新種の記載 Zeng, L. et al. 2025. Taxonomy and phylogeny of the Pleurotus djamor complex with descriptions of a new species from China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/162530/ [Accessed December 13, 2025] 【R3-13437】2025/12/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Pleurotus djamor複合種について形態学的検討および分子系統解析による再検討を実施した。 その結果、本種群は5つの単系統クレードに分けられ、地理的隔離が進化に重要であることが示唆された。 そのうち中国産のクレードに対して新種P. sinensisを記載し、本種は傘が白色~帯桃黄褐色または肉桃色で扇形~花弁状であることなどで特徴づけられた。 中国遼寧省瀋陽市大東区 (新種) Pleurotus sinensis L. Zeng, Y.F. Sun & B.K. Cui 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Pleurotus djamor(トキイロヒラタケ) アジアに分布する 傘が扇形または箆形 ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり東南アジアおよび南北アメリカにおける分布が知られている 本種と異なり傘が幼時帯桃黄褐色~肉桃色で成熟時に黄色ではなく幼時粘土桃色~鮭肉色または白色で成熟時に褐色 本種と異なり傘が時に花弁状で、老成すると縁部が内曲し、時に波打つという特徴を欠く ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pleurotus djamor var. fuscopruinosus アジアに分布する 傘が扇形 ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくタイ、マレーシアなどに分布する 本種と異なり傘が幼時帯桃黄褐色~肉桃色で成熟時に黄色ではなく白色~帯灰色 本種と異なり傘基部表面に帯灰煤色の粉を伴う 本種と異なり縁シスチジアが無色ではなく帯褐色 本種と異なり縁シスチジアに突起を有するという特徴を欠く 本種と異なり縁シスチジアが薄壁でない 本種と異なり傘表皮菌糸の末端細胞が微小な束状をなs 本種と異なり傘表皮菌糸が結晶に覆われる ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Pleurotus djamor (Rumph. ex Fr.) Boedijn トキイロヒラタケ 【よく似た種との区別】 Pleurotus sinensis アジアに分布する 傘が扇形または箆形 ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり東南アジアおよび南北アメリカにおける分布が知られていない 本種と異なり傘が幼時粘土桃色~鮭肉色または白色で成熟時に褐色ではなく幼時帯桃黄褐色~肉桃色で成熟時に黄色 本種と異なり傘が時に花弁状で、老成すると縁部が内曲し、時に波打つ ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pleurotus djamor var. fuscopruinosus アジアに分布する ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が幼時粘土桃色~鮭肉色または白色で成熟時に褐色ではなく白色~帯灰色 本種と異なり傘基部表面に帯灰煤色の粉を伴う 本種と異なり縁シスチジアが帯褐色 本種と異なり縁シスチジアが棍棒形 本種と異なり傘表皮菌糸の末端細胞が微小な束状をなs 本種と異なり傘表皮菌糸が結晶に覆われる ITS+tef1α+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される