(仮訳)タイ北部産のAmphisphaeria属6新種および1新記録の追加
Tun, ZL. et al. 2025. The addition of six novel species and a new record of Amphisphaeria from northern Thailand. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/163523/ [Accessed November 20, 2025] 【R3-13368】2025/11/20投稿

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3行まとめ

タイ北部において枯枝に発生した7種のAmphisphaeria属菌について形態学的検討および分子系統解析を実施し、A. mesuaeなど6新種を記載した。
新種はいずれも2層の殻壁と一重壁子嚢を有し、先端リングがJ+またはJ-であったが、子嚢果・子嚢・子嚢胞子のサイズなどで既知種と区別された。
また、Senna siameaから初めてA. micheliaeを記録した。
Thailand, Chiang Rai Province, Mae Fah Luang University

(新種)

Amphisphaeria mesuae Z.L. Tun & K.D. Hyde
語源…Mesua属の
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria hibiscicola
アジアに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりタイではなく中国などに分布する
本種より子嚢果の丈が低い
本種より子嚢果の幅が広い
本種より子嚢のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が楕円形ではなく紡錘形
本種と異なり子嚢胞子にゼラチン質の鞘を欠くのではなく有する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amphisphaeria umbrina
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりタイではなくスイスなどに分布する
本種より子嚢果の丈が低い
本種より子嚢果の幅が広い
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Thailand, Chiang Rai Province, Mae Fah Luang University

(新種)

Amphisphaeria mimusopis Z.L. Tun & K.D. Hyde
語源…セイロンテツボク属の
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria flava
タイに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり子嚢果の孔口周囲が淡い帯赤褐色ではなく淡黄色で着色する
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種より側糸の幅が広い
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Thailand, Chiang Mai Province, in the forests around the Mushroom Research Center

(新種)

Amphisphaeria paraserianthis Z.L. Tun & K.D. Hyde
語源…Paraserianthes属の
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria neoaquatica
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より子嚢果のサイズが小さい
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく1
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amphisphaeria hongheensis
アジアに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりタイではなく中国などに分布する
本種より子嚢果のサイズが大きい
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が3ではなく1
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Thailand, Chiang Rai Province, Mae Fah Luang University

(新種)

Amphisphaeria pseudomicheliae Z.L. Tun & K.D. Hyde
語源…偽のAmphisphaeria micheliae
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria micheliae
タイに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国における分布が知られている
本種より子嚢果のサイズが小さい
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子に薄い粘液質の鞘を有するのではなく欠く
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Thailand, Chiang Rai Province, Mae Fah Luang University

(新種)

Amphisphaeria pterocarpi Z.L. Tun & K.D. Hyde
語源…インドカリン属の
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria curvaticonidia
タイに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より子嚢果のサイズが大きい
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が楕円形ではなく長楕円形または狭紡錘形
本種と異なり無性世代が培養下で観察される
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Thailand, Chiang Mai Province, in forests around the Mushroom Research Center

(新種)

Amphisphaeria schimae Z.L. Tun & K.D. Hyde
語源…ヒメツバキ属の
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria ailaoshanensis
アジアに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりタイではなく中国などに分布する
本種より子嚢果のサイズが小さい
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子が無色ではなく無色で成熟時に帯オリーブ褐色~褐色になる
本種と異なり子嚢胞子が広紡錘形ではなく紡錘形
本種と異なり子嚢胞子中央の隔壁部が明瞭に狭窄するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1ではなく1-3
本種と異なり子嚢胞子が厚い粘液質の鞘に包まれない
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される

(その他掲載種)

Amphisphaeria micheliae M.C. Samarakoon, Jian K. Liu & K.D. Hyde
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【よく似た種との区別】
Amphisphaeria pseudomicheliae
タイに分布する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国における分布が知られていない
本種より子嚢果のサイズが大きい
本種より子嚢のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子に薄い粘液質の鞘を欠くのではなく有する
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される