(仮訳)ポーランドにおけるChalciporus rubinusの初の採集地
Halma, M. & Szypuła, J., 2010. The first locality of Chalciporus rubinus (Boletales, Basidiomycota) in Poland. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/2696 [Accessed April 24, 2016].
【R3-02864】2016/04/24投稿

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3行まとめ

ポーランド南西部、ヴロツワフの都市公園で採集されたChalciporus rubinusをポーランド新産種として報告した。
本種は6月および8-9月にブナ属、トネリコ属、コナラ属、およびバイカウツギ属植物の樹下に発生した。
本種はポーランドで2番目に採集されたコショウイグチ属菌となった。

(ポーランド新産種)

Chalciporus rubinus (W.G. Sm.) Singer
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【よく似た種との区別】
Chalciporus piperatus(コショウイグチ)
ポーランドに分布する
落葉樹を宿主とすることがある
本種と異なりマツ属、トウヒ属、モミ属植物などを宿主とする
本種と異なり傘が赤桃色で老成すると帯赤黄褐色なのではなくさび黄色~帯赤黄褐色
本種と異なり孔口が洋紅赤色ではなくさび褐色~暗赤色
本種と異なり柄が赤色~洋紅赤色で基部がクロムイエローなのではなく、通常より淡色で基部にかけて明るい黄色またはクロムイエロー
本種と異なり子実体に顕著なコショウ様の辛味がある
Chalciporus amarellus
ヨーロッパに分布する
子実体の味が温和
本種と異なり落葉樹ではなくモミ属、トウヒ属、およびマツ属植物などを宿主とする
本種と異なり傘が赤桃色で老成すると帯赤黄褐色なのではなくクリーム色、淡い帯橙褐色、帯褐黄色で時に縁部に沿って帯桃クリーム色
本種と異なり管孔が洋紅赤色ではなく桃色~帯赤桃色で老成すると黄褐色
本種と異なり孔口が洋紅赤色ではなく桃色~帯赤桃色で老成すると黄褐色
本種と異なり柄が赤色~洋紅赤色で基部がクロムイエローなのではなく淡黄色~濃黄色