2025年7月9日 (仮訳)Caeruleum属:南アフリカ産1新種と北米産本属地衣の予備的再検討 Fryday, A. et al. 2025. The genus Caeruleum (Lichinomycetes, incertae sedis): A new species from South Africa and a preliminary revision of the genus in North America. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-025-02054-7 [Accessed July 9, 2025] 【R3-12963】2025/7/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南アフリカ、西ケープ州で採集された地上生地衣を検討し、Caeruleum terricolaとして新種記載した。 本種は子器が内在し、しばしば青灰色~緑色の粉霜状で、子嚢が多胞子性であることなどで特徴づけられた。 また、北米産の本属地衣の分類学的再検討を行い、新組み合わせC. aeruginosumを提唱した。 South Africa, Western Cape, Overstrand municipality, Gansbaai, Grootbos Private Nature Reserve, Waterfall Trail (新種) Caeruleum terricola Fryday & D.A. Ward 語源…地上生の 【よく似た種との区別】 Caeruleum aeruginosum 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子器に青灰色~緑色の粉霜を伴う ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカではなく米国などに分布する 本種と異なり地上生ではなく岩上生である 本種と異なり厚い”thalline cuf”を有する ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Thelocarpon impressellum ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカではなくカナダなどに分布する 本種より子器のサイズがずっと小さい 本種と異なり子器が被子器に類似している 本種より子実層面の直径が小さい 本種と異なり子実層が完全に露出するのではなく部分的に露出する 本種と異なり果殻が良好に発達するという特徴を欠く ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Thelocarpon superellum ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカではなくカナダなどに分布する 本種より子器のサイズがずっと小さい 本種と異なり子器が被子器に類似している 本種より子実層面の直径が小さい 本種と異なり子実層が完全に露出するのではなく部分的に露出する ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Sarcosagium campestre 地上生地衣である 子嚢が多胞子性 ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南アフリカではなくカナダなどに分布する 本種と異なり地衣体が小粒状 本種と異なり子器が帯桃色~赤褐色 本種と異なり地衣体が無柄 ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Caeruleum aeruginosum (Hasse) Fryday 旧名:Acarospora aeruginosa Hasse 【よく似た種との区別】 Caeruleum terricola 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子器に青灰色~緑色の粉霜を伴う ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国などではなく南アフリカに分布する 本種と異なり岩上生ではなく地上生である 本種と異なり厚い”thalline cuf”を欠く ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Caeruleum immersum 子器が小型 本種と異なり子器が無柄ではなく圧着する 本種と異なり”thalline cuf”が淡褐色ではなく黒色 Caeruleum heppii 子器が無柄 子器が小型 “thalline cuf”が淡褐色 ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体が岩上生のことがある 本種より子器の直径が大きい 本種と異なり子器盤に粉霜を有するのではなく欠く ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される