2016年9月13日 (仮訳)インド、ケララ州産コナカラカサタケ属菌 Kumar, TKA. & Manimohan, P., 2009. The genus Cystolepiota (Agaricales, Basidiomycota) in Kerala State, India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000107/00000001/art00031 [Accessed September 12, 2016]. 【R3-03288】2016/09/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、ケララ州から3種のコナカラカサタケ属菌を報告した。 そのうち、傘表面の帯黄色糠状の小鱗片などで特徴づけられるC. furfuraceaを新種記載した。 また、C. fumosifoliaをアジア新産種として、C. pulverulentaをインド新産種として、それぞれ報告した。 India, Kerala State, Thiruvananthapuram District, Palode (新種) Cystolepiota furfuracea T.K.A. Kumar & Manim. 語源…糠状の(傘表面の小鱗片の性状より) 【よく似た種との区別】 Lepiota cystophoroides 本種より子実体のサイズがやや大きい 本種と異なり子実体が傷つくと褐橙色ではなく通常紫色を帯びる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が非デキストリノイドではなくややデキストリノイド 本種と異なり傘表皮が緩く配列した楕円形または円筒形の末端細胞を有する膨大した円筒形の菌糸からなるのではなく、(類)球形の末端細胞を有する棍棒形の直立し密に配列した細胞からなる Lepiota scaberula 本種より傘表面の小鱗片が乏しい 本種と異なり傘中央部の表面が顕著な無毛のパッチ状 本種と異なり柄が大型 本種と異なり柄が基部にかけて淡赤色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の内壁がクレシルブルーで桃色に染まる 本種と異なり傘表皮が緩く配列した楕円形または円筒形の末端細胞を有する膨大した円筒形の菌糸ではなく棍棒形の細胞からなる Cystolepiota cystophora 本種より子実体のサイズが大きい 本種より傘直径が比較的大きい 本種より柄のサイズが大きい 本種と異なり柄の基部にかけて顕著にばら色~桃褐色を帯びる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり傘表皮が緩く配列した楕円形または円筒形の末端細胞を有する膨大した円筒形の菌糸ではなく顕著な球状細胞を伴う洋梨形または棍棒形の細胞からなる Cystolepiota pulverulenta 担子胞子のサイズが類似している 担子胞子の形状が類似している 傘表皮の構造が類似している 本種と異なり担子胞子が非デキストリノイドではなくデキストリノイド 本種と異なりシスチジアを欠く 本種と異なりクランプを欠く Cystolepiota fumosifolia インド、ケララ州に分布する 担子胞子が非アミロイド 子実層シスチジアを有する クランプを有する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり側シスチジアを有する 本種と異なり縁シスチジアに帯黄色の滲出物を伴う 本種と異なり傘表皮が膨大した円筒形または楕円形ではなく球形~類球形の細胞からなる (アジア、インド新産種) Cystolepiota fumosifolia (Murrill) Vellinga 【よく似た種との区別】 Cystolepiota hetieri(コナカラカサタケ) 本種と異なりシスチジアに帯黄色の内容物を欠く Cystolepiota furfuracea インド、ケララ州に分布する 担子胞子が非アミロイド 子実層シスチジアを有する クランプを有する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり側シスチジアを欠く 本種と異なり縁シスチジアに帯黄色の滲出物を欠く 本種と異なり傘表皮が球形~類球形ではなく膨大した円筒形または楕円形の細胞からなる (インド新産種) Cystolepiota pulverulenta (Huijsman) Vellinga