2015年1月24日 （仮訳）台湾産分節胞子嚢形成性菌 (8)：ブラシカビ属の2新記録 Chuang, S-C. & Ho, H-M., 2011. The Merosporangiferous Fungi from Taiwan (VIII): Two New Records of Coemansia (Kickxellales, Kickxellomycotina). Taiwania. Available at: http://tai2.ntu.edu.tw/taiwania/pdf/tai.2011.56.4.295.pdf [Accessed January 24, 2015]. 【R3-01494】2015/01/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 台湾新産種としてCoemansia asiaticaおよびC. pectinataの2種を報告した。 前者はスイギュウの糞から、後者は土壌から分離された。 両種の同定はITS、SSU、LSUの塩基配列によっても裏付けられた。 （台湾新産種） Coemansia asiatica Kurihara & Sukarno 【よく似た種との区別】 Coemansia mojavensis 胞子嚢柄が二叉分岐する スポロクラディアが胞子嚢柄上に密に配列する 本種より胞子嚢胞子の頂部が尖る （台湾新産種） Coemansia pectinata (Coem.) Bainier 【よく似た種との区別】 Coemansia aciculifera スポロクラディアが胞子嚢柄上に疎に配列する スポロクラディアの柄から通常追加のスポロクラディアまたは短い不稔の枝を形成する 胞子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 本種とSSU、D1/D2、ITSの塩基配列が異なる（それぞれ12塩基の置換、3塩基の置換、30塩基の置換および2塩基のインデル） Coemansia thaxteri スポロクラディアが胞子嚢柄上に疎に配列する スポロクラディアの柄から通常追加のスポロクラディアまたは短い不稔の枝を形成する 本種より胞子嚢胞子のサイズが大きい