2019年4月23日 (仮訳)韓国において海洋環境に見出されたPenicillium属Sclerotiora節の3新産種 Park, M-S. et al., 2019. Three Unrecorded Species Belonging to Penicillium Section Sclerotiora from Marine Environments in Korea. Mycobiology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/12298093.2019.1601330 [Accessed April 23, 2019] 【R3-06155】2019/4/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国において海洋環境から分離された菌を検討し、Penicillium属Sclerotiora節の8種を同定した。 そのうちP. exsudans、P. mallochii、およびP. maximaeの3種を韓国新産種として報告した。 各種の同定はBenA+CaMの分子系統解析に基づく逆分類学的アプローチにより行った。 (韓国新産種) Penicillium exsudans X.C. Wang & W.Y. Zhuang 【よく似た種との区別】 Penicillium mallochii 韓国に分布する 海洋環境から分離される BenA+CaMに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が類球形~広楕円形ではなく球形~類球形 BenA+CaMに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Penicillium mallochii Rivera, Urb & Seifert 【よく似た種との区別】 Penicillium exsudans 韓国に分布する 海洋環境から分離される BenA+CaMに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が球形~類球形ではなく類球形~広楕円形 BenA+CaMに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Penicillium maximae C.M. Visagie, J. Houbraken & R.A. Samson 【よく似た種との区別】 Penicillium austrosinicum BenA+CaMに基づく分子系統解析で近縁 本種よりYES25°Cでの生長が速い BenA+CaMに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Penicillium sclerotiorum BenA+CaMに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり菌核を形成する BenA+CaMに基づく分子系統解析で明瞭に区別される