2026年4月10日 (仮訳)ビャクシンカミキリに関連して「中山杉」の立ち枯れ病を引き起こすFusarium属菌2新種と4種の新宿主記録 He, J. et al. 2026. Two new species and four new host records of Fusarium species (Nectriaceae, Hypocreales) associated with Semanotus bifasciatus causing Taxodium hybrid ‘Zhongshanshan’ dieback. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/177103/ [Accessed April 10, 2026] 【R3-13790】2026/4/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国山東省においてビャクシンカミキリが加害する中山杉から16菌株のFusarium属菌を分離し、形態学的検討および分子系統解析を実施した。 F. semanotiおよびF. taxodiiの2新種を記載したほか、F. annulatumなど既知種4種の新宿主を記録した。 接種試験により6種全てが中山杉に病害を引き起こすことが確認され、ビャクシンカミキリとの相乗的な病害性が初めて示された。 中国山東省済南市北郊国有林場 (新種) Fusarium semanoti Lin Huang, Jiao He, D.W. Li 語源…Semanotus属の 【よく似た種との区別】 Fusarium odoratissimum 中国に分布する RPB1+RPB2+TEF-1αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドネシアにおける分布が知られている 本種より大分生子のサイズがずっと大きい 本種と異なり小分生子を欠くのではなく有する RPB1+RPB2+TEF-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国山東省済南市北郊国有林場 (新種) Fusarium taxodii Lin Huang, Jiao He, D.W. Li 語源…ヌマスギ属の 【よく似た種との区別】 Fusarium falciforme 中国に分布する RPB1+RPB2+TEF-1αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりプエルトリコにおける分布が知られている 本種より小分生子のサイズが顕著に小さい RPB1+RPB2+TEF-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fusarium keratoplasticum 東アジアに分布する RPB1+RPB2+TEF-1αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく日本、ベルギーなどに分布する 本種より大分生子が長い 本種より大分生子の幅が狭い 本種と異なり大分生子の隔壁数が2–3ではなく3–5 RPB1+RPB2+TEF-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Fusarium annulatum Bugnicourt (その他掲載種) Fusarium fujikuroi Nirenberg (その他掲載種) Fusarium ipomoeae M.M. Wang, Q. Chen & L. Cai (その他掲載種) Fusarium oblongum (Sandoval-Denis & Crous) O’Donnell, Geiser, Kasson & T. Aoki