2014年3月27日 (仮訳)マレーシア産のLignosus属の新種、L. tigrisおよびL. cameronensis Tan, C-S., Ng, S-T. & Tan, J., 2013. Two new species of Lignosus (Polyporaceae) from Malaysia-L. tigris and L. cameronensis. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000123/00000001/art00024 [Accessed March 26, 2014]. 【R3-00543】2014/03/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ マレーシアのパハン州において、Lignosus tigrisおよびL. cameronensisの2種を新種記載した。 両種は主に担子胞子のサイズで互いに区別され、他の本属菌とは孔口や担子胞子のサイズなどで区別された。 また、2新種を含むLignosus属の検索表を掲載した。 Lata Iskandar, Pahang, Malaysia (新種) Lignosus tigris C.S. Tan 語源…虎の(虎の母親の乳が地面に落ちてこのきのこが生じたという伝説にちなむ) 【よく似た種との区別】 Lignosus sacer 形態が非常に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「サブクレードB1」に含まれる) 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lignosus ekombitii ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「サブクレードB1」に含まれる) 本種より孔口のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lignosus cameronensis 形態が非常に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「クレードB」に含まれる) 本種より孔口のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(遺伝的距離が最大7.1%) Lignosus hainanensis 担子胞子のサイズの範囲が重なる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「クレードB」に含まれる) 本種より孔口のサイズが小さい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lata Iskandar, Pahang, Malaysia (新種) Lignosus cameronensis C.S. Tan 語源…キャメロン産の 【よく似た種との区別】 Lignosus ekombitii 形態が非常に類似している 孔口のサイズが類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lignosus tigris 形態が非常に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「クレードB」に含まれる) 本種より孔口のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(遺伝的距離が最大7.1%) Lignosus hainanensis 孔口のサイズの範囲が重なる ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「クレードB」に含まれる) 本種より担子胞子が長い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lignosus sacer 形態が非常に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ「クレードB」に含まれる) 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される