(仮訳)ヨーロッパ新産のVeluticeps berkeleyi
Bernicchia, A., Veluticeps berkeleyi (Gloeophyllaceae, Basidiomycota), new to Europe. Micologia e vegetazione mediterranea. Available at: http://www.researchgate.net/publication/229079144_Veluticeps_berkeleyi_(Gloeophyllaceae_Basidiomycota)_new_to_Europe/file/9c9605261238e8b310.pdf [Accessed August 15, 2014].
【R3-01007】2014/08/16投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イベリア半島のスペイン、カスティーリャ・レオン州で見出されたVeluticeps berkeleyiをヨーロッパ新産種として報告した。
本種はケードネズ (Juniperus oxycedrus) の樹皮に発生して宿主に褐色腐朽を起こし、子実層托にハイファルペグ(菌糸束突起)を有することなどで特徴づけられた。
本種の記載文、写真、スケッチを掲載し、Veluticeps属および近縁属の種を含む検索表を掲載した。

(ヨーロッパ、スペイン新産種)

Veluticeps berkeleyi Pat.
チズガタサルノコシカケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Veluticeps australiensis
子実層托にハイファルペグを有する
生殖菌糸にクランプを持つ
本種と異なり北米・中米・東アジア・ヨーロッパではなくオーストラリアのみに分布する
本種より担子胞子のサイズが大きい