(仮訳)アルメニア産の樹皮生地衣の新種、Verrucaria juglandis
Gasparyan, A. & Aptroot, A., 2016. Verrucaria juglandis, a new corticolous lichen species from Armenia. Herzogia. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.13158/heia.29.1.2016.103?journalCode=heia [Accessed October 3, 2016].
【R3-03429】2016/10/30投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

アルメニアにおいて川沿いのJuglans regiaの根に発生した痂状地衣の一種を検討し、Verrucaria juglandisとして新種記載した。
本種は地衣体が暗褐色小区画状で、子嚢胞子が細長いことなどで特徴づけられた。
本新種は同属他種とは子嚢果内菌糸系の呈色反応や子嚢胞子の幅などで区別された。
Armenia, Vayots Dzor, Shatin, Yeghegis

(新種)

Verrucaria juglandis Gasparyan & Aptroot
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Verrucaria riparia
地衣体が暗色
本種と異なり樹上生ではなく岩上生である
本種と異なり子嚢果内菌糸系がI+紫色
本種と異なり子嚢が棍棒形ではなく円筒形
本種より子嚢胞子の幅が広い
Verrucaria aethiobola
本種と異なり子嚢果内菌糸系がI+紫色
本種より子嚢胞子の幅が広い
Verrucaria nigrescens
本種と異なり被子器が完全に埋生する
本種と異なり子嚢果内菌糸系が初めI+青色
本種より子嚢胞子の幅が広い