2015年5月17日 (仮訳)P. tiliaceaに対する新学名、Peziza vacekii Cacialli, G., Lantieri, A. & Medardi, G., 2012. Peziza vacekii, a new name for P. tiliacea. Sydowia. Available at: http://www.sydowia.at/syd64-2/T2-Cacialli.htm [Accessed May 16, 2015]. 【R3-01832】2015/05/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 再発見されたPlicaria tiliaceaのホロタイプ標本を再検討し、本種がチャワンタケ属に含まれることを示した。 本種に対して、Plicaria tiliaceaのホモニム、Peziza tiliaceaを置き換える形で新学名Peziza vacekiiを提唱した。 本種はPeziza prostheticaおよびPeziza obtusapiculataとは形態的に類似するが異なることが示された。 (新学名) Peziza vacekii Cacialli, Lantieri & Medardi 語源…(明記されていないが)V. Vacek氏に献名 旧名:Plicaria tiliacea Vacek(基礎異名)、Peziza tiliacea (Vacek) J. Moravec(置換されたシノニム) 【よく似た種との区別】 Peziza prosthetica 本種と子嚢胞子の装飾の型が異なる 本種と肉の組織の構造が異なる Peziza obtusapiculata 顕微鏡的形質がかなり類似している 本種と子嚢胞子の”apiculus”の形状が異なる 本種と異なり肉の組織が3層からなる (その他掲載種) Peziza prosthetica Dissing & Sivertsen 【よく似た種との区別】 Peziza vacekii 本種と子嚢胞子の装飾の型が異なる 本種と肉の組織の構造が異なる Peziza obtusapiculata 顕微鏡的形質がかなり類似している 本種より子嚢胞子のサイズが小さい (その他掲載種) Peziza obtusapiculata J. Moravec 【よく似た種との区別】 Peziza vacekii 顕微鏡的形質がかなり類似している 本種と子嚢胞子の”apiculus”の形状が異なる 本種と異なり肉の組織が3層からなるという特徴を欠く Peziza prosthetica 顕微鏡的形質がかなり類似している 本種より子嚢胞子のサイズが大きい