2015年8月11日 (仮訳)中国南部産の密なハイファルペグを有する新種、Dendrodontia hyphopaxillosa Li, M-J. & Yuan, H-S., 2014. Dendrodontia hyphopaxillosa (Basidiomycota, Polyporaceae), a new species with dense hyphal pegs from southern China. Phytotaxa. Available at: http://www.mapress.com/phytotaxa/content/2014/f/p00156p186f.pdf [Accessed August 10, 2015]. 【R3-02090】2015/08/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国、広西チワン族自治区において落枝に発生した菌を検討し、Dendrodontia hyphopaxillosaとして新種記載した。 本種は担子胞子が小型の楕円形~類円筒形で、円筒形のハイファルペグが密に分布することなどで特徴づけられた。 また、Dendrodontia属の検索表を掲載した。 中国広西チワン族自治区防城港市上思県十万大山国家森林公園 (新種) Dendrodontia hyphopaxillosa M.J. Li & H.S. Yuan 語源…菌糸のペグの 【よく似た種との区別】 Dendrodontia bicolor 子実層面が帯灰色 担子器が4胞子性 樹枝状糸状体を豊富に有する 本種より担子器が長い 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なりハイファルペグが密ではなく疎らに分布する Dendrodontia sulphurella 担子器が4胞子性 本種と異なり子実層面が帯灰色ではなく硫黄色~淡い帯緑黄色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なりハイファルペグが密ではなく疎らに分布する 本種よりハイファルペグが長い Dendrodontia taiwaniana 子実層面が帯灰色 担子器が4胞子性 担子胞子のサイズが類似している 本種と異なり担子胞子が楕円形~類円筒形ではなくソーセージ形 本種と異なりハイファルペグが密ではなく疎らに分布する Dendrodontia bispora 本種と異なり子実層面が平滑 本種と異なり担子器が4胞子性ではなく2胞子性 Grammothele glauca 子実体が背着生 子実体が灰色を帯びる 樹枝状糸状体を有する ハイファルペグを有する 菌糸構成が2菌糸型 本種と異なり基質を橙色に染める 本種と異なり菌糸の末端が節状または叉状