2015年8月18日 (仮訳)エクアドル本土およびガラパゴスで見出された子嚢菌酵母の新種、Kazachstania yasuniensis James, SA. et al., 2015. Kazachstania yasuniensis sp. nov., an ascomycetous yeast species found in mainland Ecuador and on the Galápagos. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. … Available at: http://ijs.sgmjournals.org/content/65/Pt_4/1304.short [Accessed August 18, 2015]. 【R3-02112】2015/08/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ エクアドルのヤスニ国立公園およびガラパゴス諸島で分離された酵母の一種を検討した。 分子系統解析の結果などに基づき、本種をKazachstania yasuniensisとして新種記載した。 本種の種内系統は採集された場所ではなく分離源の差異(材、土壌、腐朽果実)を反映していた。 Yasuni National Park, Ecuador (新種) Kazachstania yasuniensis James, Carvajal Barriga, Portero Barahona, Nueno-Palop, Bond & Roberts 語源…ヤスニ(国立公園)産の 【よく似た種との区別】 Kazachstania aerobica 0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育可能 D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり37°Cで生育可能 本種と異なりD-リボース、グリセロール、コハク酸、L-リシンを資化可能 本種と異なりスクロース、ラフィノース、カダベリンを資化不能 D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(D1/D2に6塩基、1.0%の差異) Kazachstania servazzii D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり37°Cで生育可能 本種と異なりD-リボース、グリセロールを資化可能 本種と異なりラフィノース、カダベリンを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能 D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(D1/D2に4塩基、0.7%の差異) Kazachstania solicola D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり37°Cで生育可能 本種と異なりD-リボース、D-グルコサミン、グリセロールを資化可能 本種と異なりスクロース、ラフィノース、カダベリンを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能 D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(D1/D2に6塩基、1.0%の差異) Kazachstania unispora 0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育可能 D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり37°Cで生育可能 本種と異なりスクロース、ラフィノースを資化不能 D1/D2+ITSに基づく分子系統解析で明瞭に区別される(D1/D2に4塩基、0.7%の差異)