2016年10月11日 (仮訳)南極、エルスワース山脈、ヘリテージ・レンジ産の地衣の1新種 Øvstedal, DO. & Schaefer, CEGR., 2013. A new lichen species from the Heritage Range, Ellsworth Mountains, Antarctica. Hoehnea. Available at: http://www.scielo.br/scielo.php?pid=S2236-89062013000200006&script=sci_arttext&tlng=pt [Accessed October 11, 2016]. 【R3-03374】2016/10/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南極半島のユニオン氷河地域において岩および地上に発生した地衣類を採集し、うち1種をOpegrapha edsoniiとして新種記載した。 本種は粉芽塊を有し、ノルスチクチン酸を含むことなどで特徴づけられた。 また、本種の採集地における土壌分析の結果を掲載した。 -Antarctica, Antarctic Peninsula, Ellsworth Mountains, Heritage group, Edson Hill (新種) Opegrapha edsonii Øvstedal & C. Schaefer ※2016年10月11日現在、本種はMycoBankk/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Opegrapha gyrocarpa(ヒカゲキゴウゴケ) 本種と異なり南極ではなくヨーロッパ、マカロネシア、北米などに分布する 本種と生態的に大きく異なる 本種と異なり稀に樹皮に発生することもある 本種と異なり地衣体が厚いのではなく薄い 本種と異なり地衣体表面が粗面ではなく平滑 本種より粉芽のサイズが小さい 本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸ではなくジロホール酸およびシゾペルト酸を含む Opegrapha semiatra 地衣成分としてノルスチクチン酸を含む 本種と異なり南極ではなく旧熱帯などに分布する 本種と異なり粉芽を形成しない Opegrapha mozambica 地衣成分としてノルスチクチン酸を含む 本種と異なり南極ではなく旧熱帯などに分布する 本種と異なり粉芽を形成しない