2017年6月24日 (仮訳)ビエブジャ国立公園においてThesium ebracteatumに発生したPuccinia passerinii – 中欧における新規分布記録 Sucharzewska, E., Marczakiewicz, M. & Ejdys, E., 2017. Puccinia passerinii (Pucciniales) on Thesium ebracteatum in the Biebrza National Park – new data on its distribution in Central Europe. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.1083 [Accessed June 24, 2017]. 【R3-04144】2017/06/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランドのビエブジャ国立公園においてThesium ebracteatumに発生したさび菌の一種、Puccinia passeriniiを検討した。 本種はポーランドから既に報告されていたが、標本を欠いていたためポーランド産微小菌類のチェックリストに含まれてこなかった。 また、さび菌に寄生するSphaerellopsis filumの宿主として本種を初めて報告した。 (その他掲載種) Puccinia passerinii J. Schröt. 【よく似た種との区別】 Puccinia thesii ポーランドに分布する 同じカナビキソウ属植物を宿主とする 形態的に類似している(誤同定のおそれがある) 精子器のサイズの範囲が類似している 夏胞子のサイズの範囲が類似している 本種よりさび胞子のサイズが大きい 本種より冬胞子が長い Puccinia mougeotii ポーランドに分布する 同じカナビキソウ属植物を宿主とする 形態的に類似している(誤同定のおそれがある) さび胞子のサイズの範囲が類似している 本種より夏胞子が短い 本種より冬胞子の幅が狭い (その他掲載種) Sphaerellopsis filum (Biv.) B. Sutton ※本種の新宿主としてPuccinia passeriniiを報告した。