2017年6月27日 (仮訳)ブルガリア、ギリシャ、およびトルコ新産のOphiognomonia属菌 Stoykov, DY., 2016. New records of Ophiognomonia (Gnomoniaceae, Diaporthales) from Bulgaria, Greece and Turkey. Phytologia Balcanica. Available at: http://www.bio.bas.bg/~phytolbalcan/PDF/22_3/PhytolBalcan_22-3_01_Stoykov.pdf [Accessed June 27, 2017]. 【R3-04153】2017/06/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブルガリアおよびトルコにおける新産種としてOphiognomonia melanostylaを報告した。 また、ギリシャ新産種としてO. setaceaを報告した。 Quercus castaneifoliaおよびQ. trojanaの2種をO. setaceaの新宿主として報告した。 (ブルガリア、トルコ新産種) Ophiognomonia melanostyla (DC.) Sacc. 【よく似た種との区別】 Gnomonia gnomon 子嚢殻に長い嘴を有する 本種と異なりシナノキ属などではなくハシバミ属、稀にヤマナラシ属植物を宿主とする 本種より子嚢殻の嘴が短い 本種より子嚢のサイズが短い 本種より子嚢胞子がかなり短い 本種と異なり子嚢胞子が針状ではなく対称的な糸状 本種と異なり子嚢胞子の隔壁が中上部ではなく中央に位置する (ギリシャ新産種) Ophiognomonia setacea (Pers.) Sogonov ※Quercus castaneifoliaおよびQ. trojanaを本種の新宿主として報告した。 【よく似た種との区別】 Ophiognomonia alni-viridis ブルガリアに分布する 本種と異なりクリ属、コナラ属、ナンキョクブナ属植物ではなくAlnus viridisなどを宿主とする 本種より子嚢胞子の最大長が長い