2017年9月20日 (仮訳)アジア新産種、Trichoglossum rasum Prabhugaonkar, A. & Prathibha, J., 2017. New record of Trichoglossum rasum from Asia. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdf/Mycosphere_8_4_7.pdf [Accessed September 20, 2017]. 【R3-04410】2017/09/20投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 稀産種のTrichoglossum rasumをインド、メーガーラヤ州からアジア新産種として報告した。 本種を含む分子系統解析を初めて実施した。 本属の全既知種19種について、子実体、剛毛、子嚢、および子嚢胞子を含む形質比較表を掲載した。 (アジア、インド新産種) Trichoglossum rasum Pat. 【よく似た種との区別】 Trichoglossum hirsutum(テングノメシガイ) インドに分布する 子実体が帯褐黒色~黒色 柄の幅の範囲が類似している 剛毛を有する 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢が棍棒形 子嚢が通常8胞子性 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり子実体が棍棒形~広篦形ではなく棍棒形~頭状 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子が紡錘状~紡錘状棍棒形ではなく紡錘状棍棒形~円筒形 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数がほとんどの場合7-9なのではなく15 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される