2018年4月29日 (仮訳)パキスタン、ファイサラーバード地区におけるユーカリ属植物からの菌類の新記録 (2) Abbas, SQ. et al., 2010. New fungal records on Eucalyptus species from District Faisalabad Pakistan II. Pakistan Journal of Botany. Available at: http://www.pakbs.org/pjbot/PDFs/42(6)/PJB42(6)4387.pdf [Accessed: April, 28 2018]. 【R3-05077】2018/4/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、ファイサラーバード地区においてユーカリ属植物から分離された菌を検討した。 Torula herbarum、Triadelphia属の一種、およびChuppia sarciniferaを報告した。 本報告により、パキスタンにおける既知のユーカリ関連菌類は13種類となった。 (その他掲載種) Torula herbarum (Pers.) Link 【よく似た種との区別】 Rutola graminis 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の隔壁数が(3-)4-5(-10)ではなく通常0-2 Torula caligans 本種と異なりパキスタンにおける分布が知られていない 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子の隔壁数が(3-)4-5(-10)ではなく(3-)4(-6) Torula herbarum f. quaternella パキスタンに分布する 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の隔壁数が(3-)4-5(-10)ではなく(1-)2(-3) Torula ellisii 本種と異なりパキスタンにおける分布が知られていない 本種と異なり分生子が鎖生する 本種と異なり分生子が直線状または僅かに屈曲する円筒形ではなく円筒形で両端が鈍頭 (パキスタン新産種) Chuppia sarcinifera Deighton 【よく似た種との区別】 Tetracosporium zabo 本種と異なり分生子の細胞数が5ではなく4 Cerebella spp. 本種と異なり分生子柄が未分化分生子柄ではなく半分化分生子柄である