2018年9月18日 (仮訳)イタリア、アプリアにおいて洞窟チーズから分離された新種、Penicillium gravinicasei Anelli, P. et al., 2018. Penicillium gravinicasei, a new species isolated from cave cheese in Apulia, Italy. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0168160518303118 [Accessed September 17, 2018]. 【R3-05501】2018/9/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、グラヴィーナ・イン・プーリアにおいて洞窟チーズから分離された菌を検討し、Penicillium gravinicaseiとして新種記載した。 本種はCinnamopurpurea節に含まれ、オクラトキシンAなどのマイコトキシンを産生しなかった。 本種は5%塩化ナトリウム添加培地において生長が速く、この性質がチーズに生息する理由の一つと考えられた。 Italy, Gravina di Puglia (province Bari) (新種) Penicillium gravinicasei S.W. Peterson, P. Anelli, Haidukowski & Susca 語源…グラヴィーナのチーズの 【よく似た種との区別】 Penicillium infrapurpurea コロニーの生長が比較的速い 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が球形~楕円形ではなく楕円形 Penicillium cinnamopurpureum RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じCinnamopurpurea節クレードに含まれる) RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Penicillium parvulum RPB2に基づく分子系統解析で近縁(同じCinnamopurpurea節クレードに含まれる) RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される