2018年9月24日 (仮訳)ブラジル・パラナ州、サンカミロ州立公園産のキツネノカラカサ型ハラタケ科菌類 Ferreira, AJ. & Cortez, VG. 2012. Lepiotoid Agaricaceae (Basidiomycota) from São Camilo State Park, Paraná State, Brazil. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdf/MC3_6_No11.pdf [Accessed September 24, 2018]. 【R3-05521】2018/9/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、パラナ州のサンカミロ州立公園において大型菌類の調査を実施した。 Lepiota elaiophyllaなど6種のキツネノカラカサ型菌類を同定した。 Macrolepiota colombianaをブラジル新産種、Leucoagaricus rubrotinctusをパラナ州新産種としてそれぞれ報告した。 (その他掲載種) Lepiota elaiophylla Vellinga & Huijser 【よく似た種との区別】 Lepiota xanthophylla(キヒダカラカサモドキ) 肉眼的形態が類似している 本種より子実体がレモン色~オリーブ色を帯びる 本種と異なり縁シスチジアが瓶形~小嚢形 本種と異なり傘表皮が短棍棒形の菌糸からなる Lepiota parvispora 新熱帯に分布する 襞が黄色 菌糸にクランプを有する 本種と異なりベネズエラにおける分布が知られている 本種より担子胞子が短い Lepiota flavidocana 新熱帯に分布する 襞が黄色 菌糸にクランプを有する 本種と異なり小アンティル諸島における分布が知られている 本種より担子胞子が短い Lepiota xanthophylloides ブラジルに分布する 襞が黄色 菌糸にクランプを有する 本種より担子胞子が短い (パラナ州西部新産種) Leucoagaricus lilaceus Singer (パラナ州新産種) Leucoagaricus rubrotinctus (Peck) Singer アカキツネガサ 【よく似た種との区別】 Leucoagaricus rubrotinctoides 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり傘表面に鱗片を欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい Leucoagaricus glabridiscus 本種より子実体のサイズが小さい 本種と異なり子実体の質感が脆い 本種と異なり傘表皮が錯綜した2層の菌糸層からなる (その他掲載種) Leucocoprinus cretaceus (Bull.) Locq. ヒメカラカサタケ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus squamulosus 本種と異なり柄が棍棒形~類塊茎状ではなく膨大しない Leucocoprinus cepistipes(キヌカラカサタケ) 本種と異なり傘表面全体が羊毛状なのではなく帯褐色鱗片に覆われる (ブラジル新産種) Macrolepiota colombiana Franco-Mol. 【よく似た種との区別】 Macrolepiota procera(カラカサタケ) 分子系統解析で近縁(先行研究) 本種と異なりパナマ、コロンビア、ブラジルではなく北半球などに分布する 本種と傘の肉眼的形質が異なる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より菌糸が長い (その他掲載種) Rugosospora pseudorubiginosa (Cifuentes & Guzmán) Guzmán & Bandala 【よく似た種との区別】 Rugosospora ochraceobadia 本種と異なりメキシコ~ブラジルではなく東アフリカに分布する 本種と担子胞子表面の性状が異なる