2019年3月27日 (仮訳)ブラジル、カーチンガ・バイオームの半乾燥地域に産した分生子形成菌の新種、Diplococcium verruculosumおよびLobatopedis longistriatum da Cruz, ACR. et al., 2007. Conidial fungi from the semi-arid Caatinga biome of Brazil. Diplococcium verruculosum sp. nov. and Lobatopedis longistriatum sp. nov. Mycotaxon. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Alisson_Cruz/publication/237088442_Conidial_fungi_from_the_semi-arid_Caatinga_biome_of_Brazil_Diplococcium_verruculosum_sp_nov_and_Lobatopedis_longistriatum_sp_nov/links/02e7e51b72c2ed7c5e000000.pdf [Accessed March 27, 2019] 【R3-06074】2019/3/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルで採集された2種の菌を検討し、Diplococcium verruculosumおよびLobatopedis longistriatumとして新種記載した。 前者は分生子が鎖生し、淡褐色長楕円形~円筒形で小疣状、1-4隔壁を有することなどで特徴づけられた。 後者は分生子が褐色~暗褐色で蠕虫形、表面に長い条線を有し、16-31隔壁を有することなどで特徴づけられた。 Brazil, Bahia, Senhor do Bonfim (新種) Diplococcium verruculosum A.C. Cruz, Gusmão & R.F. Castañeda 語源…小疣状の(分生子表面の装飾から) 【よく似た種との区別】 Diplococcium asperum 分生子表面に装飾を有する 本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形ではなく楕円形~倒棍棒形 本種と異なり分生子の隔壁数が1-4ではなく1 Diplococcium stoveri 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形ではなく倒棍棒形~円筒形で隔壁部分が僅かに狭窄する 本種と異なり分生子の隔壁数が1-4ではなく1-7 Diplococcium varieseptatum 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が淡褐色ではなく褐色で隔壁部分が暗色 本種と異なり分生子が長楕円形~円筒形ではなく楕円形~円筒形 本種と異なり分生子表面が小疣状ではなく平滑 本種と異なり分生子の隔壁数が1-4ではなく(1-)2-3(-5) Brazil, Pernambuco, Buíque (新種) Lobatopedis longistriatum A.C. Cruz, Gusmão, S.M. Leão & R.F. Castañeda 語源…長い条線の(分生子表面の性状から) 【よく似た種との区別】 Lobatopedis variabilis 分生子柄の形態が類似している 分生子形成細胞の形態が類似している 本種と異なり分生子が単生ではなく単生または鎖生する 本種より分生子が短い 本種と異なり分生子が褐色~暗褐色ではなく褐色 本種と異なり分生子が蠕虫形ではなく楕円形~紡錘形 本種と異なり分生子表面が条線状ではなく小疣状 本種と異なり分生子の隔壁数が16-31ではなく2-9