2019年4月3日 (仮訳)シロキクラゲ科の有性世代の酵母の新種、Papiliotrema plantarum Into, P. et al., 2018. Papiliotrema plantarum sp. nov., a novel tremellaceous sexual yeast species. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://ijs.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.002771 [Accessed April 3, 2019] 【R3-06093】2019/4/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、チャイナート県においてトウモロコシの葉面から分離された担子菌酵母の一種を検討し、Papiliotrema plantarumとして新種記載した。 また、本種は仏領ギアナにおいてもClidemia属植物の果実から分離され、タイ産の分離菌株と性的和合性を示した。 本種はPapiliotrema属において3番目に有性生殖が観察された種となった。 Sapphaya, Chai Nat province, central Thailand (新種) Papiliotrema plantarum P. Into, A. Pontes, N. Jacques, S. Casaregola, S. Limtong & J.P. Sampaio 語源…植物の 【よく似た種との区別】 Papiliotrema microniae 亜硝酸塩を資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ”aureus”クレードに含まれる) 本種と異なり有性世代が知られていない 本種と異なりD-キシロースを資化可能 本種と異なり30°Cで生育不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Papiliotrema wisconsinensis D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ”aureus”クレードに含まれる) 本種と異なり有性世代が知られていない 本種と異なりD-キシロースを資化可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Papiliotrema leoncinii D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じ”aureus”クレードに含まれる) 本種と異なり有性世代が知られていない 本種と異なりD-キシロースを資化可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される