2019年5月21日 (仮訳)チェコ新産種、Xeromphalina cauticinalis Antonín, V. & Betak, J. 2013. First record of Xeromphalina cauticinalis (Basidiomycota, Agaricales) in the Czech Republic. Acta Musei Moraviae, Scientiae biologicae. Available at: https://www.researchgate.net/publication/322302338_First_record_of_Xeromphalina_cauticinalis_Basidiomycota_Agaricales_in_the_Czech_Republic [Accessed May 20, 2019] 【R3-06237】2019/5/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ チェコ、南モラヴィア州で採集されたXeromphalina cauticinalisをチェコ新産種として報告した。 本種はヨーロッパに広く分布し、中欧においてはこれまでオーストリア、ドイツ、ハンガリー、ポーランド、およびスロバキアから知られていた。 本種は地上に発生し、担子胞子が小型、柄シスチジアが分枝するか珊瑚状であることなどで特徴づけられた。 (チェコ新産種) Xeromphalina cauticinalis (Fr.) Kühner & Maire キチャホウライタケ 【よく似た種との区別】 Xeromphalina cauticinalis var. subfellea 本種と異なり柄がKOH中で顕著な帯赤色になる Xeromphalina fraxinophila 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地上ではなく広葉樹の材に発生する 本種より子実体ががっしりとしている 本種より傘のサイズが大きい 本種より柄のサイズが大きい 本種と異なり柄表面が顕著な粉状 本種と異なり子実体に苦味があるのではなく温和 本種と異なり柄シスチジアが分枝するか珊瑚状なのではなくほぼ分枝しない Xeromphalina cornui 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なり地上ではなく針葉樹のリターに生じる 本種と異なり子実体に苦味があるのではなく温和 Xeromphalina setulipes ヨーロッパに分布する 肉眼的形態が類似している 本種と異なりスペインのみで分布が知られている 本種と異なり傘が暗赤褐色~チョコレート褐色 本種と異なり襞が煙草褐色 本種と異なり柄が暗い帯紫褐色 本種と異なり柄シスチジアが分枝するか珊瑚状なのではなくほぼ分枝しない 本種と異なり柄の菌糸がKOH中で暗い帯赤褐色に呈色する