2019年6月16日 (仮訳)中国においてゲンゲ属植物に病害を引き起こす新種、Embellisia astragali Li, Y-Z. & Nan, Z-B. 2007. A new species, Embellisia astragali sp. nov., causing standing milk-vetch disease in China. Mycologia. Available at: https://www.researchgate.net/publication/5960206_A_new_species_Embellisia_astragali_sp_nov_causing_standing_milk-vetch_disease_in_China [Accessed June 16, 2019] 【R3-06316】2019/6/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国においてAstragalus adsurgensの葉、葉柄、および茎に生じた菌を検討し、Embellisia astragaliとして新種記載した。 本種は甘粛省において壊滅的な被害をもたらしたが、中国北部のほとんどの省において種子に感染していることが示唆された。 本種の病原性は接種試験でも確かめられ、本種はマメ科植物を宿主とする初のEmbellisia属病原菌として報告された。 中国甘粛省慶陽市環県実験ステーション (新種) Embellisia astragali Y.Z. Li & Nan 語源…ゲンゲ属の 【よく似た種との区別】 Embellisia abundans 分生子の形状が類似している 分生子の縦隔壁数が類似している 本種と異なりゲンゲ属ではなくアブラナ属植物などを宿主とする 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が長倒棍棒形で隔壁部が顕著に狭窄するという特徴を欠く 本種と異なり分生子の基部細胞がほぼ球形という特徴を欠く Embellisia oxytropis 同じマメ科植物を宿主とする 分生子の形状が類似している 分生子の縦隔壁数が類似している 本種と異なりゲンゲ属ではなくオヤマノエンドウ属植物などを宿主とする 本種と異なり宿主に対する病原性が知られていない 本種と異なり二次分生子柄が一次分生子の任意の細胞ではなく頂部から生じる 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が黄金褐色ではなく暗褐色 本種と異なり分生子が長倒棍棒形で隔壁部が顕著に狭窄するのではなく長楕円形または円筒形 本種と異なり分生子の隔壁数が横3-6(8)、縦または斜め0(1)でなく、横(2-)3-4、縦または斜め0 本種と異なり分生子の基部細胞がほぼ球形という特徴を欠く 本種と異なりコロニーが白色から黒色になるという特徴を欠く 本種と異なり25°Cで生育不能 Embellisia phragmospora 分生子の形状が類似している 分生子の縦隔壁数が類似している 本種と異なりゲンゲ属植物ではなくシダ植物などを宿主とする 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が長倒棍棒形で隔壁部が顕著に狭窄するという特徴を欠く 本種と異なり分生子の基部細胞がほぼ球形という特徴を欠く Embellisia telluster 分生子の形状が類似している 分生子の縦隔壁数が類似している 本種と異なりゲンゲ属植物を宿主とするという特徴を欠く 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が長倒棍棒形で隔壁部が顕著に狭窄するという特徴を欠く 本種と異なり分生子の基部細胞がほぼ球形という特徴を欠く