2019年9月29日 (仮訳)北米東部産の誤解されてきた種、Hypotrachyna showmanii Lendemer, JC. & Harris, RC. 2006. Hypotrachyna showmanii, A Misunderstood Species From Eastern North America. Opuscula Philolichenum. Available at: http://clade.ansp.org/botany/people/lendemer/15-20harrisandlendemert.pdf [Accessed September 29, 2019] 【R3-06632】2019/9/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オハイオバレー固有の稀産種と考えられてきたHypotrachyna showmaniiについて再検討した。 本種の原記載の地衣成分の記述に誤りがあったことを指摘し、本種が実際には北米北部および中部の大部分に分布することを明らかにした。 北米東部産のパスチュールを有するHypotrachynaおよびParmelinopsis属地衣の検索表を掲載した。 (北米北部・中部新産種) Hypotrachyna showmanii Hale 【よく似た種との区別】 Hypotrachyna afrorevoluta 北米に分布する パスチュールを有する 髄層が白色 髄層がC+桃色 髄層がPD陰性 皮層がUV陰性 地衣成分としてジロホール酸およびヒアス酸複合体を含む 本種と異なり裂片先端に斑点を欠く 本種と異なり粉芽を有する 本種より偽根が密 本種より偽根が長い