2019年10月17日 (仮訳)中国新産のアンズタケ属の特筆すべき2種 Tian, X-F., Shao, S-C. & Liu, P-G. 2009. Two notable species of the genus Cantharellus Adans. (Cantharellales, Basidiomycota) new to China. Edible Fungi of China. Avaialble at: http://ir.kib.ac.cn/bitstream/151853/6217/1/20111203021.pdf [Accessed October 17, 2019] 【R3-06687】2019/10/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Cantharellus cibarius var. bicolorおよびC. friesiiを中国から初めて報告した。 前者はPinus yunnanensisの森林の草地に生じ、後者は混交林の地上に発生していた。 両種の記載文、生態写真、顕微鏡的形質のスケッチなどを掲載した。 (中国新産種) Cantharellus cibarius var. bicolor Maire 【よく似た種との区別】 Cantharellus cibarius(アンズタケ) 本変種と異なり傘がほぼ白色ではなく黄金色または橙黄色 本変種と異なり柄がほぼ白色ではなく白色、黄金色、橙黄色 本変種と異なり肉が傷つくと変色するという特徴を欠く (中国新産種) Cantharellus friesii Quél. 【よく似た種との区別】 Cantharellus cinnabarinus(ベニウスタケ) 傘が朱赤色を帯びる 本種より傘のサイズが小さい 本種と異なり子実層面が赤色を帯びないのではなく朱赤色で部分的に暗橙色 本種と異なり柄が基部にかけて明らかに細まる 本種と異なり肉が帯黄白色ではなく淡紅色 Hygrophoropsis aurantiaca(ヒロハアンズタケ) 形態的に類似している(しばしば誤同定される) 本種と異なり傘に湿時粘性を有する 本種と異なり子実層托が比較的疎な分枝する脈状 本種より担子胞子のサイズが大きい