2020年5月8日 (仮訳)マンジュウゴケ目の新科における新属新種の葉上生地衣が明らかにした綱レベルでの顕著なホモプラシー Jiang, S-H. et al., 2020. A new genus and species of foliicolous lichen in a new family of Strigulales (Ascomycota: Dothideomycetes) reveals remarkable class-level homoplasy. IMA fungus. Available at: https://link.springer.com/article/10.1186/s43008-019-0026-2 [Accessed May 8, 2020] 【R3-07298】2020/5/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国海南省で採集された葉上生地衣を検討し、新科テニュイソリアスカス科の新属新種Tenuitholiascus porinoidesとして記載した。 本種は系統的にはマンジュウゴケ科に近縁であるが、子嚢の頂部が薄壁であり、これはクロイボタケ綱においては珍しい形質であった。 また、本種は形態的にはPorina属に類似していたが、系統的に異なっていた。 中国海南省昌江リー族自治県覇王嶺国家級自然保護区 (新種) Tenuitholiascus porinoides S.H. Jiang, Lücking & J.C. Wei 語源…(属名)細長いドーム状の子嚢/(種小名)Porina属類似の 【よく似た種との区別】 Porina spp. 葉上生のことがある 子嚢が比較的薄壁 子嚢胞子が長楕円形 子嚢胞子が楕円形 子嚢胞子の隔壁数が3 側糸が分枝しない 本種と系統的に異なる