2014年1月6日 (仮訳)新属Afrocantharellusはアフリカのアンズタケ科の高い多様性の一部をなす Tibuhwa, D. & Savia, S., 2012. Afrocantharellus gen. stat. nov. is part of a rich diversity of African Cantharellaceae. IMA Fungus. … Available at: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3399100/ [Accessed January 6, 2014]. 【R3-00239】2014/01/06投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ アフリカのタンザニアで採集されたアンズタケ科菌類を包含する新属Afrocantharellusを提唱し、4種と1品種を本属に移した。 本属の系統は、アンズタケ属の系統とはLSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析により区別された。 形態的には、子実体がまだらになり、襞が厚く疎で、1種を除きクランプを欠くことなどで特徴づけられた。 (新組み合わせ) Afrocantharellus fistulosus (Tibuhwa & Buyck) Tibuhwa 旧名:Cantharellus fistulosus Tibuhwa & Buyck 【よく似た種との区別】 Afrocantharellus splendens LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり柄の側面が扁圧しない 本種と異なり柄が常に中空ではなく中実のこともある 本種と異なりクランプを欠く (新組み合わせ) Afrocantharellus platyphyllus (Heinem.) Tibuhwa 旧名:Cantharellus platyphyllus Heinem. 【よく似た種との区別】 Afrocantharellus platyphyllus f. cyanescens LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体(傘・襞・柄)が青色や灰色を帯びる Afrocantharellus symoensii LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 肉眼的形質が類似しており、フィールドでの区別は困難 本種と異なり子実体が縁部にかけて桃色を帯びる 本種と異なり襞が淡黄色ではなく鮮黄色 本種と異なり担子胞子が類球形ではなく楕円形 (新組み合わせ) Afrocantharellus platyphyllus f. cyanescens (Buyck) Tibuhwa 旧名:Cantharellus cyanescens Buyck 【よく似た種との区別】 Afrocantharellus platyphyllus LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体(傘・襞・柄)が青色や灰色を帯びない (新組み合わせ) Afrocantharellus splendens (Buyck) Tibuhwa 旧名:Cantharellus splendens Buyck 【よく似た種との区別】 Afrocantharellus symoensii 子実体が大型 子実体が鮮やかな橙赤色 LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘に触れても変色しない 本種と異なり傘表皮が糸状被ではない Afrocantharellus fistulosus LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり柄の側面が扁圧する 本種と異なり柄が常に中空 本種と異なりクランプを持つ (新組み合わせ) Afrocantharellus symoensii (Heinem.) Tibuhwa 旧名:Cantharellus symoensii Heinem. 【よく似た種との区別】 Afrocantharellus platyphyllus 肉眼的形質が類似しており、フィールドでの区別は困難 LSUおよびLSU+5.8-ITS2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が縁部にかけて桃色を帯びない 本種と異なり襞が鮮黄色ではなく淡黄色 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形 Cantharellus longisporus 形態的に類似している 本種と異なり担子胞子が楕円形ではない 本種と異なりクランプを持つ