2014年3月6日 (仮訳)ヨシススキに発生するLophodermium属菌の新種 Wang. S-J., et al., 2012, A new species of Lophodermium on Saccharum arundinaceum. Mycosystema. Available at: http://journals.im.ac.cn/jwxtcn/ch/reader/view_abstract.aspx?file_no=12040471 [Accessed March 6, 2014]. 【R3-00470】2014/03/06投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ヨシススキに発生した菌をLophodermium saccharicolaとして新種記載した。 本種は8月から10月まで子嚢果の内部に成熟した子嚢胞子が観察された。 本種はLophodermium属の基準種、L. arundinaceumに形態的に類似していたが、複数の形態形質に違いが見られた。 中国安徽省黄山市黄山区湯口鎮 (新種) Lophodermium saccharicola S.J. Wang & Y.R. Lin 語源…サトウキビ属に生える 【よく似た種との区別】 Lophodermium arundinaceum イネ科植物を宿主とする 形態が類似している 子嚢胞子が糸状 本種と異なりヨシススキではなくヨシなどを宿主とする 本種より子嚢果の長軸が短い 本種より子嚢果の短軸が長い 本種と異なり子嚢果が紡錘形~楕円形ではなく楕円形 子嚢果の”covering stroma”が本種より厚い 本種と異なり明瞭な唇を形成する 本種より子嚢が短い 本種より子嚢の幅が広い 本種と異なり子嚢の先端が丸まらず、急に尖るか嘴状になる 本種より子嚢胞子が短い Lophodermium sacchari 同じサトウキビ属植物を宿主とする