2014年5月30日 (仮訳)北米東部産のElaphomyces appalachiensisおよび新種E. verruculosus Castellano, MA., et al., 2012. Elaphomyces appalachiensis and E. verruculosus sp. nov. (Ascomycota Eurotiales, Elaphomycetaceae) from eastern North America. Revista mexicana de Micologia. …. Available at: http://www.scielo.org.mx/scielo.php?pid=S0187-31802012000100003&script=sci_arttext [Accessed May 29, 2014]. 【R3-00760】2014/05/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ カナダ・ケベック州からメキシコ北東部にかけて分布するツチダンゴ属菌の一種を、 Elaphomyces verruculosusとして新種記載した。 本種はツチダンゴ (E. granulatus) と子実体の形態が類似していたが、内皮の色や子嚢胞子の形態で区別された。 また、コロモツチダンゴ (E. appalachiensis) を再記載し、フロリダ州・アイオワ州・テネシー州・ウェストバージニア州・メキシコでの発生を報告した。 Florida, Walton Co., Eglin Air Force Base, 1 mile west of junction of rd. 403 and rd. 382, 30 m along unnumbered road (新種) Elaphomyces verruculosus Castellano 語源…低い疣状の 【よく似た種との区別】 Elaphomyces granulatus(ツチダンゴ) 外皮が黄褐色~褐色 外皮に低い疣状装飾を持つ 外皮が革質 内皮が類白色~灰色の組織からなる 切断面が大理石模様でない 子嚢胞子の装飾が密な桿状またはそれらが集まった房状 本種と異なり北米ではなくヨーロッパに分布する 本種と異なり内皮全体が灰色 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種より子嚢胞子の装飾が粗い (その他掲載種) Elaphomyces appalachiensis Linder コロモツチダンゴ 【よく似た種との区別】 Elaphomyces atropurpureus 子実体が紫色の菌糸体に包まれる 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい 本種より子嚢胞子の装飾がずっと疎(1000倍油浸レンズでの観察で容易に確認できる)