2021年10月4日 (仮訳)中国産の緑色のトリュフの新種、Pachyphloeus depressus Fan, L. & Cai, S-P. 2015. Pachyphloeus depressus, a new green truffle from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2015/00000130/00000003/art00004 [Accessed October 4, 2021] 【R3-08839】2021/10/4投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省および四川省の混交林で採集された菌を検討し、Pachyphloeus depressusとして新種記載した。 本種は子嚢果が帯緑褐色で黄緑色の毛に覆われ、頂部が通常顕著に円形に窪み、子嚢胞子が球形で刺の頂部がややT形または頭状であることなどで特徴づけられた。 本種の子嚢果は現地で非常に一般的なTuber pseudohimalayenseに一見似ていることから”green female truffle”と呼ばれてきた。 中国雲南省昭通市巧家県 中華人民共和国 雲南省 昭通市 巧家県 (新種) Pachyphloeus depressus L. Fan 語源…窪んだ(子嚢果の形状から) 【よく似た種との区別】 Pachyphloeus conglomeratus 子嚢果表面が平滑 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子嚢果が帯緑褐色ではなく暗褐色 本種と異なり子嚢果表面に赤褐色のふけ状の粒を伴う 本種と異なり子嚢が長棍棒形 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Tuber pseudohimalayense 中国に分布する 形態的に類似している(容易に混同されうる) 子嚢果基部に顕著な窪みがある 本種と肉眼的形態が異なる