2022年4月8日 (仮訳)タイ産のIncrustocalyptella属1新種 Desjardin, DE. et al., 2000. A new species of Incrustocalyptella from Thailand. Fungal Diversity. Available at: https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/FD_4_75-79.pdf [Accessed April 8, 2022] 【R3-09397】2022/4/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイのカオヤイ国立公園の原生林において双子葉植物の葉に発生した菌を検討し、Incrustocalyptella orientalisとして新種記載した。 本属菌の東南アジアからの報告は初となった。 本属の既知種の検索表を掲載した。 Thailand, Khao Yai National Park, Tad Tha Phu site (新種) Incrustocalyptella orientalis Desjardin 語源…東洋の 【よく似た種との区別】 Incrustocalyptella columbiana 本種と異なりタイではなくコロンビアなどに分布する 本種と異なり子実体が主に無柄 本種と異なり傘が帯灰褐色ではなく白色~淡黄色 本種より偽柄が短い 本種より担子器が短い 本種より担子胞子のサイズが小さい Incrustocalyptella pseudopanacis 本種と異なりタイではなくニュージーランドなどに分布する 本種と異なり子実体が無柄 本種と異なり傘が帯灰褐色ではなく白色~淡黄色 本種より担子胞子の幅が僅かに広い 本種と異なり傘シスチジア頂部がしばしば螺旋状という特徴を欠く 本種と異なり傘表皮菌糸に樹枝状突起を欠く Incrustocalyptella hapuuae 本種と異なりタイではなくハワイなどに分布する 本種と異なり子実体が無柄 本種と異なり傘が帯灰褐色ではなく白色 本種より担子胞子が長い 本種と異なり担子胞子が類円筒形 本種と異なり傘表皮末端菌糸の頂部がしばしば螺旋状なのではなく二叉分岐~珊瑚状 Hispidocalyptella australis 子実体の丈が非常に類似している 傘シスチジアの形状が非常に類似している 本種と異なりタイではなくオーストラリアなどに分布する 本種より子実体のサイズが大きい 本種より傘の幅が広い 本種より柄の最大長が長い 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり傘表皮菌糸に結晶を欠く 本種と異なり柄表皮菌糸に結晶を欠く