2022年5月22日 (仮訳)Phlebia属のシノニムであるMycoaciella Nakasone, KK. 2002. Mycoaciella, a synonym of Phlebia. Mycotaxon. Available at: https://www.fpl.fs.fed.us/documnts/pdf2002/nakas02a.pdf [Accessed May 22, 2022] 【R3-09531】2022/5/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 3種を含むMycoaciella属について、顕微鏡的研究を基にPhlebia属のシノニムとした。 2種をPhlebia属に移し、M. brunneaをCeraceohydnum属に置いた。 また、Odontia badiaをPhlebia属に移した。 (新組み合わせ) Phlebia badia (Patouillard) Nakasone 旧名:Odontia badia Patouillard 【よく似た種との区別】 Odonticium romellii 本種と異なり子実体の質感が頑丈である 本種と異なり担子器がかなり短い 本種と異なり担子器が狭円筒形ではなく円筒形 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなくソーセージ形 本種と異なり生殖菌糸が狭窄する 本種と異なり生殖菌糸が厚壁 Phlebia floridense 子実層托が針状 生殖菌糸に単純隔壁を有する 本種と異なり針が非常に小型 本種と異なりシスチジアが洋梨形 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型 (新組み合わせ) Phlebia bispora (Stalpers) Nakasone 旧名:Mycoaciella bispora (Stalpers) J. Eriksson & Ryvarde 【よく似た種との区別】 Phlebia chrysocreas(コガネネバリコウヤクタケ) 菌糸の形態が類似している Phlebia aurea 針の形状が細長い Phlebia hinnulea 本種と異なりヨーロッパおよび米国東部ではなくブラジルに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい (新組み合わせ) Phlebia hinnulea (Bresadola) Nakasone 旧名:Mycoaciella hinnulea (Bresadola) Hjortstam & Ryvarden 【よく似た種との区別】 Phlebia bispora 本種と異なりブラジルではなくヨーロッパおよび米国東部に分布する 本種より担子胞子のサイズが小さい Phlebia albida 子実体形成菌糸層の質感が類似している 担子器が比較的大型 担子胞子が比較的大型 子実体形成菌糸層菌糸の配列が類似している 子実体形成菌糸層菌糸の分枝が類似している Phlebia albomellea 子実体形成菌糸層の質感が類似している 担子器が比較的大型 担子胞子が比較的大型 子実体形成菌糸層菌糸の配列が類似している 子実体形成菌糸層菌糸の分枝が類似している (その他掲載種) Ceraceohydnum brunneum Jülich