2022年8月27日 (仮訳)中国産の新種Adustochaete yunnanensis Li, Y-F. & Zhao, C-L. 2022. Adustochaete yunnanensis sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2022/00000137/00000002/art00012 [Accessed August 27, 2022] 【R3-09820】2022/8/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省で採集された白色腐朽菌の一種を検討し、Adustochaete yunnanensisとして新種記載した。 本種は中国初のAdustochaete属菌であり、子実体が一年生で背着生、子実層面がグランディニオイドで、担子胞子が狭円筒形~ソーセージ形、ハイフィディアに結晶を伴うことなどで特徴づけられた。 Adustochaete属菌の検索表を掲載した。 中国雲南省玉渓市新平イ族タイ族自治県茶馬古道景點 (新種) Adustochaete yunnanensis C.L. Zhao 語源…雲南産の 【よく似た種との区別】 Adustochaete interrupta シスチジアを有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国における分布が知られていない 本種と異なり子実層托が淡黄褐灰色~帯褐色である 本種と異なり子実層面がグランディニオイドでない 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種よりシスチジアのサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Adustochaete rava シスチジアを有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国における分布が知られていない 本種と異なり子実体縁部がクモの巣状で長縁毛状 本種より担子器が短い 本種よりシスチジアが長い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Adustochaete nivea 本種と異なり中国における分布が知られていない 本種と異なり子実層面が白色 本種より担子器のサイズが小さい 本種と異なりシスチジアを欠く