2023年3月1日 (仮訳)ベネズエラ、アビラ山から記録されたアナモルフ菌の2新種および微小菌類 Castañeda Ruíz, RF. et al., 2009. Two new anamorphic fungi and some microfungi recorded from ‘El Ávila,’ Venezuela. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000107/00000001/art00024 [Accessed March 1, 2023] 【R3-10380】2023/3/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ベネズエラ、アビラ山の熱帯雨林からPhaeodactylium biseptatumおよびPolyschema amoenumの2新種を記載した。 前者は分生子が狭楕円形~紡錘形、棍棒形、便腹形で2隔壁を有すること、後者は分生子柄が数珠形で分生子が舟形~紡錘形、2つの暗褐色の細胞とその他のほぼ無色の細胞からなることなどで特徴づけられた。 Phaeodactylium属菌の検索表を掲載したほか、この地域で採集されたその他の微小菌類の一覧を掲載した。 Venezuela, Caracas, “Cerro El Ávila”, Parque Nacional El Ávila, near “Lagunazo” camping field (新種) Phaeodactylium biseptatum R.F. Castañeda, Iturr. & Rob. Fernández 語源…2隔壁の(分生子の隔壁数から) 【よく似た種との区別】 Phaeodactylium curvularioides 分生子柄が樹状に分岐する 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が倒卵状で中央の細胞が便腹形でない 本種と異なり分生子の隔壁数が2ではなく3 Venezuela, Caracas, “Cerro El Ávila”, Parque Nacional El Ávila, near “Lagunazo” camping field (新種) Polyschema amoenum R.F. Castañeda, Iturr. & Minter 語源…美しい(分生子形成細胞と分生子の外観から) 【よく似た種との区別】 Polyschema clavulatum 分生子表面が平滑 分生子の隔壁数が4-5 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が舟形~紡錘形ではなく棍棒形 Polyschema nigroseptatum 分生子表面が平滑 分生子の隔壁数が4-5 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が舟形~紡錘形ではなく卵状~棍棒形 Polyschema obclaviforme 分生子表面が平滑 分生子の隔壁数が4-5 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が舟形~紡錘形ではなく倒棍棒形