2023年6月21日 (仮訳)Porpoloma metapodiumに酷似した草地の新種の菌、Dermoloma magicum Arnolds, E. 2002. Dermoloma magicum spec. nov., a grassland fungus mimicking Porpoloma metapodium. Persoonia. Available at: https://repository.naturalis.nl/pub/532324/PERS2002017004014.pdf [Accessed June 21, 2023] 【R3-10716】2023/6/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オランダとスコットランドにおいて草地に発生した菌を検討し、Dermoloma magicumとして新種記載した。 本種は本属菌としては例外的に、子実体が灰褐色で傷つくと赤変し、のちに黒変することなどで特徴づけられた。 本種は当初肉眼的特徴に基づきPorpoloma metapodiumと同定された。 The Netherlands, Limburg, Epen, Cotessen (新種) Dermoloma magicum Arnolds 語源…魔法の(色の変化が顕著であることから) 【よく似た種との区別】 Dermoloma pseudocuneifolium 担子胞子が比較的大型 本種より子実体が暗色である 本種と異なり子実体が傷つくと赤変、さらに黒変するという特徴を欠く 本種より傘のサイズが小さい 本種より襞の数が少ない 本種より柄のサイズが小さい Porpoloma metapodium 形態的に類似している(この種に誤同定されていた) 本種より子実体のサイズが比較的大きい 本種より子実体ががっしりとしている 本種より傘のサイズが大きい 本種より襞の数が多い 本種より柄の幅が広い 本種と異なり柄が傘よりかなり淡色なのではなく傘と同色 本種より担子胞子の幅が僅かに狭い 本種と異なり担子胞子がアミロイドでない 本種と異なり傘表皮が有柄球状の細胞からなる子実層状被ではなく円筒形の菌糸からなる