2023年8月7日 (仮訳)パキスタン、ハザラ管区、マンシェーラ産の新種Marasmiellus agrianumの分類学的検討および追加 Jabeen, N. et al. 2023. Taxonomic Investigation and Addition of Marasmiellus agrianum sp. nov. (Agaricales, Qmphalotaceae) from Hazara Division Mansehra, Pakistan. Sarhad Journal of Agriculture. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Alia-Gul/publication/372497854_1689867186SJA_39_3_609-615/links/64ba7bb6c41fb852dd8e8e33/1689867186SJA-39-3-609-615.pdf [Accessed September 7, 2023] 【R3-10856】2023/8/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、カイバル・パクトゥンクワ州の芝生および草地土壌に発生した菌を検討し、Marasmiellus agrianumとして新種記載した。 本種は他の種とは傘や柄の形態が異なるほか、分子系統解析でも独自の系統を形成した。 本種と分子系統解析で近縁であったM. scandensの形態形質を比較した。 Department of Agriculture Hazara University, Mansehra District, Pakistan (新種) Marasmiellus agrianum N. Jabeen & M. Lodhi 語源…(不明、文法的に誤っている?) ※2023年8月7日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに収録されていない。 【よく似た種との区別】 Marasmiellus scandens 柄が円筒形 担子胞子が無色 担子胞子が卵形~楕円形 担子胞子に嘴状突起を有する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり病原菌として知られている 本種と異なり芝生土壌ではなく木の幹などに発生する 本種と異なり子実体がクリーム白色ではなく粉クリーム色で頂部が暗色 本種と異なり傘が扁平凸形ではなく半円形凸形 本種より柄のサイズが小さい 本種と異なり柄がクリーム白色ではなく褐色 本種と異なり胞子紋が類白色ではなく淡褐色 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される