2024年7月1日 （仮訳）仏領ギアナ産の不完全糸状菌の新属、Curvicladium Decock, C. & Crous, PW. 1998. Curvicladium gen. nov., a new hyphomycete genus from French Guiana. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/00275514.1998.12026907 [Accessed July 1, 2024] 【R3-11844】2024/7/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 仏領ギアナにおいて被子植物の腐朽葉と種子に発生した菌を検討し、新属新種Curvicladium cigneumとして記載した。 本種は分生子柄が無色で頂部細胞が顕著に屈曲し、分生子が円筒形で隔壁を有することなどで特徴づけられた。 筆状体を形成するCylindrocladium属類似の属の検索表を掲載した。 French Guiana, Matoury, first part of the Lamirande trail （新種） Curvicladium cigneum Decock & Crous 語源…（属名）屈曲する+Cylindrocladium属（分生子柄の頂部細胞の形状から）/（種小名）白鳥の（分生子柄の頂部細胞の形状から） 【よく似た種との区別】 Cylindrocladium avesiculatum 分生子柄に筆状体を有する 分生子柄に伸長部を有する 分生子柄の伸長部が微かに着色する 分生子柄頂部が頂嚢状でない 分生子柄の伸長部が厚壁 本種と異なり分生子柄の伸長部が疣状ではなく平滑 本種と異なり分生子柄の伸長部に多隔壁を有する Sarcopodium spp. 分生子柄の伸長部が有色 本種と異なり分生子が楕円形 Cylindrocladiella spp. 分生子柄が独立して発生する 分生子柄に伸長部を有する 本種と異なり分生子柄の伸長部基部に1隔壁を有する Falcocladium spp. 本種と異なりしばしばスポロドキアやシンネマを形成する 本種と異なり分生子柄に複数の伸長部を有する 本種と異なり分生子柄の伸長部に淡褐色屈曲状疣状の頂部細胞を欠く 本種と異なり分生子が鎌形 本種と異なり分生子に付属糸を有する Gliocladiopsis spp. 分生子柄に筆状体を有する 分生子柄が円筒形 本種と異なり分生子柄に伸長部を欠く Xenocylindrocladium spp. 本種と異なり分生子柄の伸長部が波状または頂部がコイル状 本種と異なり分生子柄の伸長部が疣状ではなく平滑 Thozetella spp. 本種と異なり分生子柄の伸長部に淡褐色屈曲状疣状の頂部細胞を欠く 本種と異なり分生子が鎌形 本種と異なり分生子に付属糸を有する Septomyrothecium spp. 分生子柄に筆状体を有する 分生子柄に伸長部を有することがある 本種と異なりスポロドキアを形成する 本種と異なり分生子が粘液質の塊をなす