2014年9月11日 (仮訳)タイ、ナーン県およびカーンチャナブリー県産の2つの興味深いアンズタケ類 Yomyart, S. et al., 2013. Two interesting cantharelloids from Nan and Kanchanaburi provinces, Thailand. Mycotaxon. …. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000122/00000001/art00046 [Accessed September 10, 2014]. 【R3-01087】2014/09/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイのナーン県およびカーンチャナブリー県のフタバガキ科樹木が優占する森林から2種のアンズタケ類を報告した。 Cantharellus atratusはタイ新産種であり、分子系統解析の結果を基に本種をCraterellus属に移した。 また、Pterygellus polymorphus var. minorをタイから初めて報告した。 (新組み合わせ・タイ新産種) Craterellus atratus (Corner) Yomyart, Watling, Phosri, Piapukiew & Sihan. 旧名:Cantharellus atratus Corner 【よく似た種との区別】 Craterellus tubaeformis(ミキイロウスタケ) この種の微小で平滑なタイプの子実体が本種に類似している 本種と異なり柄が黄色を帯びる (タイ新産種) Pterygellus polymorphus var. minor Corner 【よく似た種との区別】 Pterygellus polymorphus 全ての顕微鏡的形質が一致する 本変種より子実体のサイズが大きい Craterellus aureus 子実体の外観が一見類似している 本変種と傘の中央部が穿孔状に窪むかどうかが異なる Pseudocraterellus luteus 形態的に非常に類似している 本変種と異なり子実体(特に柄)が幼時鮮烈な黄橙色でのちに色褪せ黄褐色になるのではなく、橙色よりも帯黄色に近く色褪せて帯褐色になる 本変種と異なり傘縁部が長縁毛状でない Pseudocraterellus sinuosus ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される