2014年11月24日 (仮訳)針葉樹と関係を持ち暗色に変色するツバフウセンタケ亜属の新種Cortinarius badiolaevis Niskanen, T. et al., 2011, Cortinarius badiolaevis, a new conifer-associated, darkening species in the subgenus Telamonia (Basidiomycota, Agaricales). Mycological Progress. …. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-010-0680-7 [Accessed November 23, 2014]. 【R3-01309】2014/11/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スウェーデンおよびスペインで見出されたフウセンタケ属菌を、形態学的検討および分子系統解析に基づきCortinarius badiolaevisとして新種記載した。 本種は傘が暗褐色で肉が淡色、外被膜が不明瞭で、乾燥すると暗色になり、担子胞子が小型の扁桃形であることなどで特徴づけられた。 ITS領域に基づく分子系統解析では、本種はいかなる既知の節のクレードにも含まれず、ごく近縁な姉妹種も有さなかった。 Sweden, Upland, Närke commune, Lillkyrka parish, Ekebergsbrottet (新種) Cortinarius badiolaevis Niskanen, Liimat., Mahiques, Ballarà, Kytöv 語源…帯赤褐色で平滑の(傘の色と表面性状から) 【よく似た種との区別】 Cortinarius uraceus 形態的に類似している ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cortinarius malachius ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cortinarius sordidemaculatus 本種と異なりBovini節 (p.p.) に含まれる 本種と異なり明瞭な被膜を有する 本種より担子胞子の幅が広い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cortinarius neofurvolaesus 本種と異なりBovini節 (p.p.) に含まれる 本種と異なり明瞭な被膜を有する 本種より担子胞子の幅が広い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cortinarius biformis 本種より傘が淡色 本種より襞が淡色 本種と異なり柄が青色を帯びることがある 本種より乾燥後の子実体が淡色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(Firmiores節クレードに含まれる)